えび茶ゾーン

2014年5月12日

第913回

 去年の8月にランニングを始めた。最初は15分走るだけで精いっぱいだったが週2、3回程度続けると、現在はその6倍以上の時間を走れるようになった。周りにはフルマラソンを走る人もいる。自分の走る距離はたいしたことがないし、走るスピードも速くないことはよく分かっている。

 以前は運動に対しては三日坊主だった。ランニングも同じかと思ってランニングシューズは買ったものの、数カ月間はランニングウエアも買わず適当な服を着て走った。ウエアを買ってすぐやめてしまったら自分のことが嫌いになるだろうと思ったからだ。ところがランニングは期待した以上に楽しく、夏休み中は毎朝走ることができた。しかし、急な運動がたたり、すぐに膝が痛くなった。せっかく勢いが出てきたのに休まなければいけなかった。走らない日が続くと走るのが面倒になるが、なんとか再びスタートした。

 常に目標を立てていても変えてしまう。自分のコンディションを考えて調整しているが、飽きてしまいそうになる。でもやめないで少しずつまさに「マイペース」で走る力を伸ばしている。

 私は英語の教員だ。学生によく「どうやって英語を勉強すればいい?」と聞かれる。ランニングの経験を踏まえて以下のアドバイスをする。「出来る人と比較して圧倒されない」「すぐにいろいろ用意する必要はない」「調子に乗ってやりすぎると逆効果となる」「何かの理由で停止したらまたスタートできるけどモメンタム(勢い)は大事」「日によって目標・方法を変えることも大切」。

 方法より精神の問題かもしれない。(KE)