えび茶ゾーン

2014年6月30日

第920回


  「本庄高等学院で3年間を過ごして、何が一番良かったか?」という質問に、ある女子生徒はこんな話をしてくれた。

 「私は、この学校で自分を変えることができました。中学時代に一番変化させたかった自分の性格を、大きく変えることができました。これは、本庄高等学院で過ごしたからこそ成長できたことです」。女子生徒はさらに続けた。「中学時代は、本当の自分を表現することがとても怖かったのです。目立つことを恐れ、何でも周囲に合わせていました。例えば、好きな食べ物は何かと聞かれたら、本当は思ってもいないのに“さくらんぼ”と答えていました。そのように答えたらかわいらしいと思ってもらえたからです。でも、心の中では、本当に好きなものを隠している自分が許せなかったのです。そんな自分を変えて、自分らしい人生を歩みたいと思っていた時期に、本庄高等学院の仲間たちと出会いました。私の周りでは、とても個性豊かな学院生が自己確立のために自由に自分を表現し、さまざまな分野で健闘していたのです。仲間たちから刺激を受ける中で、私も自分を思いっ切り表現してみたくなりました」

 彼女は、ある機会に、好きな食べ物は“おむすび”と胸を張って答えたそうである。本当の自分を、飾ることなく表現できたことは、彼女にとって大きな一歩となった。

 それぞれの高校生活で、自分と向き合って成長してきた生徒たちが、早稲田大学ではさらに刺激し合い、素晴らしい人物となって社会に貢献していくことに期待する。(T.T.)