早大生が行く(旧「現場レポート」)

2014年11月10日

  • ▲大学院教育学研究科 修士課程2年 大場 黎亜

  • ▲左が南三陸町の佐藤仁町長。復興応援大使委嘱式での1枚

  • ▲南三陸町は豊かな海の幸が自慢!

「伝え生(い)く」─南三陸町に生かされながら─


大学院教育学研究科
修士課程2年 大場 黎亜 (おおば れいあ)


 東日本大震災により津波の壊滅的な被害を受けた宮城県本吉郡南三陸町で、災害ボランティアセンターに通い、復興のお手伝いをさせていただきながら、復興支援イベントの企画や学生向け講演会を行ってきました。今年8月、南三陸町から復興応援大使に任命していただき、町づくりのお手伝いや情報発信に努めながら、現地へ通っています。

 震災直後、テレビに映る惨状を前に、被災地に行こうとは思いませんでした。しかし、ある授業で「教育を志すものは自分の言葉で伝えられる人になれ」というお話を受け、「自分の目で見なければ」と、個人で現地へ向いました。メディアでは分からない震災の爪痕の深さ、そこに生きる方々の苦悩、その町の文化や人の温かさ。現地に行くことで体感することが、多々ありました。

 がれき撤去を行い続けながら感じたことも、地元の方々から教わった数々のことも、この震災を無駄にしないという教訓も、「生きていく」ための掛け替えのない、現地から頂いている「伝え生く」財産だと思います。

 近年自然災害が絶えない日常の中で学んできたことは、私たち若い世代こそ、何十年も先に向けて、伝え続けなければなりません。

 現在、被災地域の方に講演していただく「シリーズ被災地の声を聴く」という企画を教育学部でしております。入場無料、一般参加可ですので、ぜひ足をお運びください。