早大生が行く(旧「現場レポート」)

2015年7月6日

  • ▲劇団 (森) 教育学部3年 篠田 航平

  • ▲私が脚本・演出を手掛けた公演『力伝』

演劇の一大ブームを起こしたい

 

劇団 (森)(しん)
教育学部3年 篠田 航平(しのだ こうへい)

 

 演劇の新たな時代の幕開けです。早大南門通りに新しい劇場「早稲田小劇場どらま館」が誕生しました。私は演劇サークル「劇団(森)」として、このどらま館フェスに参加、脚本・演出を務めました。どらま館はもともと、鈴木忠志氏が設立した「早稲田小劇場」という劇団の劇場として1966年に誕生し、その後取り壊されるまで、早稲田の劇団の活動拠点として、多くの実力ある演劇人を輩出してきました。

 

 今回、私が脚本を書くに当たり特に意識したことは、誰でも楽しめる芝居にしよう、ということです。どらま館が復活し、今後早稲田演劇がより一層盛り上がっていくことが期待されています。演劇関係者の間だけではなく、一般の人々も巻き込んだ、一大ブームを引き起こそうというわけです。たまたまふらっと立ち寄った、今まで演劇に関心のなかった人でも、「楽しかった」「また演劇を見に来たいな」と思えるような芝居を作りたかったのです。稽古中は自分の方針と役者の意見が合わず、全員で話し合い、脚本を書き直したことも何度もありました。

 

 本番は、本当にさまざまな方に見ていただき、公演に関する感想や、厳しいご意見をたくさんいただきました。脚本・役者・観客との関わり方を一から見直させられ、私にとって大変意義深い経験となりました。この経験を今後の演劇活動に、必ずや生かしていきたいと思います。



「どらま館フェス」とは?

「早稲田小劇場どらま館」の開館を記念し、4月8日(水)~5月31日(日)の約2カ月にわたり開催された演劇フェスティバル。学生サークルによるこけら落とし公演として、劇団(森)を含む3団体が上演。

劇団(森)公演期間:5月29日(金)~31日(日)
場所:早稲田小劇場どらま館
詳細:http://www.dramakanfes.link/