早大生が行く(旧「現場レポート」)

2015年10月5日

  • ▲大学院文学研究科修士1年 徳永 けい

  • ▲ワークショップ終了後の集合写真。ロストック大学の教室にて

DAAD-早稲田パートナーシッププロジェクト

 

大学院文学研究科修士1年
徳永 けい(とくなが けい)

 

 今年6月、ドイツに留学中の3 名を含む計7名の学生がロストック大学に派遣され、研究発表を行いました。私たちと同じく、「現代ドイツ文学」が専門の現地の学生や先生方との質疑応答や意見交換を通じ、自身の発表の論述のつながりが弱い部分や、より説得的なテーゼを提示する必要性に気付くことができ、大変有意義な機会になりました。

 

 日程中、現地で同時に開催されていたインターナショナル・ドクトランデンワークショップ(大学院生による研究ワークショップ)にも参加しました。私たちが普段日本で行っている、外国から見た「ドイツ文学」研究と、ドイツの国文学としての「ドイツ文学」研究の違いや共通点を意識することができました。

 

 ワークショップ後の週末には、教会や港、旧東ドイツ時代に活躍した縁のある作家の足跡をたどりながら、現地の学生に町の様子とその歴史を紹介してもらいました。研究発表、ワークショップやガイドツアーなど、盛りだくさんのスケジュールの中で、研究に対する刺激を受けるだけでなく、町の文化にじかに触れることができ、短い滞在ながらもロストックという土地の空気を肌で感じることができました。

 

 10月にはロストック大学の学生が早稲田大学を訪れる予定です。研究の進捗状況などを情報交換し、相談しつつ、互いに励まし合っていきたいと思います。

 
 

▼ドイツ学術交流会(DAAD)─早稲田大学パートナーシッププロジェクトとは

早稲田大学とドイツの大学の連携促進・強化を目的に、両大学の研究者による共同研究プロジェクトを、DAADと早稲田大学が共同で助成するプログラム。研究者・学生を相互に派遣し、研究発表などを行う。ロストック大学との交流計画が採択され、2015年度より2年間実施予定。指導教員は文学学術院の山本浩司教授。今年度の研究課題は「ウーヴェ・ヨーンゾンと戦後文学のカノン」。

今年度派遣期間:6月17日(水)~24日(水)