早大生が行く(旧「現場レポート」)

2015年11月16日

  • ▲創造理工学研究科修士課程2年 岩本 匠夢

  • ▲株式会社ヤマウチにて、焼きサンマのパック詰めを行う様子

復興支援インターンに参加して

 

創造理工学研究科修士課程2年
岩本 匠夢(いわもと たくむ)


 復興支援インターンの舞台となった宮城県南三陸町は、仙台駅からバスで1時間ほどの所にあります。今年の2月に全国から20人近くの学生が集まり、1週間それぞれの企業でインターンをしました。私たちは海産物の製造・販売を行う株式会社ヤマウチさんにお世話になり、魚のパック詰めを行いました。また、活動中に感じた南三陸の魅力や課題は、宿舎での振り返りミーティングで整理されます。最終日には、企業の方々にインターンの成果である情報発信案を発表しました。

 

 私はこの活動を通じて、人とのつながりを尊ぶ風土に育まれた「助け合いの精神」という魅力を知りました。南三陸の現状は依然厳しく、港は更地のままです。従業員の方々に様子を伺うと、いまだ仮設住宅に住んでいるとのことでした。やはり復興は難しい。そんな思いを抱く中、自分たちがパック詰めした商品は、2014年に起きた広島豪雨土砂災害の救援物資であると教わりました。このときの衝撃は、今でも忘れません。

 

 そして現在、私は東北の情報発信に取り組んでいます。先日、早稲田大学で行われた報告会ではパネリストとして、復興庁の方などと復興の課題について話し合いました。そこで「関心の継続」の必要性を確認し、『読売オンライン』に記事が掲載されました。また、稲門祭では東北の海産物を販売しました。復興の支えとなるべく、今後も情報発信を続けます。

 

 

復興支援インターン事業とは?

 

復興大学災害ボランティアステーション主催、復興庁宮城復興局共催の本プログラムは、日本全国の大学生が被災地を訪れ、地元企業での職業体験を通じて知り得た、被災地の産業の復興の進捗、課題について情報発信を行うものです。

実施地域:宮城県石巻市、気仙沼市、女川町、南三陸町、山元町・亘理町
活動期間:6泊7日。2015年2~3月と8~9月中、地域ごとに別日程で実施