早大生が行く(旧「現場レポート」)

2013年5月23日

  • ▲会場の国際会議場には満員の聴衆が駆けつけた

  • ▲身振り、手振りを加えて語る落合さん

落合博満さん日本スポーツ学会大賞受賞記念特別講演会
「オレ流」に底なしの開拓者魂を見た

スポーツ科学部4年
辻 耕平(つじ こうへい)


 4月8日(月)、2012年度の日本スポーツ学会大賞を受賞された落合博満さんの受賞記念特別講演会が早稲田大学国際会議場で行われました。日本スポーツ学会は日本最大級のスポーツ親睦団体で、この大賞は一時期の功績や活躍ではなく未来に向かって努力した人々に贈られるもので、落合さんは歴代最多得票で選出されたそうです。ユーモアたっぷりにスポーツ界の凝り固まった常識に疑問を呈した講演は、新たな視点を提供してくれるものでした。

 「何かを変えるときには、とんでもないように思える考えこそが出発点となる」と言ってはばからない独自の理論はまさに「オレ流」。しかし、そこには鋭い切り口で物事の本質を探る落合さんの熱意が垣間見えます。「プロ野球に観客を呼びたいなら、物を配るファンサービスはダメ。お客は野球を見にきてるんでしょ?」。勝利にこだわるのは、注目されなければ球場に足を運んでもらえないから。一見突飛な「オレ流」理論ですが、それは絶えず挑戦し続けるフロンティア精神の賜物なのだと感じました。

日本スポーツ学会
http://www.sports-gakkai.jp/