早大生が行く(旧「現場レポート」)

2013年7月18日

  • ▲S.P.K.遺跡のあるサンボー村の風景。人々は高床式の家で暮らし、子どもも大人も毎朝5時頃に起床しています

  • ▲S.P.K.遺跡群の内の一つ。病気の回復などを祈るために、村人たちはここで儀式や祭礼を行います

未来へ~伝統と開発の共存~


政治経済学部3年

椎野 理歩 (しいの りほ)



 私たちの所属するボランティア団体「Ju-Ju ~カンボジア・村びと共生プロジェクト~」は、カンボジアのサンボー村にあるサンボー・プレイ・クック遺跡(以下S.P.K.遺跡)で活動しています。アンコール・ワット遺跡群よりも古いこの遺跡は、カンボジア政府が世界遺産登録の推薦を予定していて、周辺では急速に観光開発が行われています。私たちは、これまで村人が継承してきた伝統が失われることなく、観光開発が行われることが望ましいと考え、S.P.K.遺跡周辺に住む若い世代と共に活動をしています。

 2013年3月の渡航では、S.P.K.遺跡について現地の高校生と共に学び、その後は現地の高校生たちをツアーガイド役に、遺跡ツアーが行われました。高校生たちは遺跡の歴史を知り、より強く遺跡を誇りに感じているようでした。

 私たちの活動は、現地の人が自らの手で伝統と発展を共存させられるようにするための支援を中心としています。小さな活動の積み重ねがS.P.K.遺跡の伝統を守ることにつながると信じ、Ju-Juはこれからも活動を続けていきます。