早大生が行く(旧「現場レポート」)

2014年1月6日

  • ▲駐日欧州連合代表部で開催されたシンポジウムでの筆者

  • ▲オランダ大使館事務棟:オランダは平均身長が世界一。建物内部の造りも高い

大使館でのインターンシップを経験して

国際教養学部4年
竹内 美保子 (たけうち みほこ)


 私はオランダ大使館主催の人権エッセーコンテストで最優秀賞を受賞し、大使館でのインターンシップの機会を頂きました。実習は1週間という短い間でしたが、オランダ大使のテレビ取材に同席したり、読売国際会議に出席するなど大変充実したものでした。特に印象に残っているのは、インターンシップ初日に開催された日蘭戦争体験者と大学生との交流会です。日本軍はオランダ領東インドを占領した際、オランダの民間人9万人を捕虜にしたといわれています。日蘭戦争体験者の中には、幼少時代に収容所生活を経験し、家族を亡くした方が多く、「以前は日本人を憎んでいたが、来日して、憎むべきものは日本人ではなく、戦争であることに気付いた」と話す方もいました。戦争の残虐さをあらためて実感するとともに、過去の傷を癒やすには戦争から目をそらすのでなく、対話を促進することが重要であると認識しました。オランダ大使館は、「大使館」という堅いイメージとは裏腹に、気さくな外交官が多く、職場は活気のある雰囲気でした。私は今回の経験を生かし、日本と海外の架け橋となって活躍したいと思いました。